コラム~WEB担当者様へ~|NETAXIS

WEBサイト構築の注意点(第6回)担当者と決定権 ~「お互いに手間を省き、無駄なコストは下げましょう」~

打ち合わせも終わりいよいよ「制作開始」段階となるわけですが、幾つかサイト構築の各段階でこれは知っておいていただきたい、という注意点をまとめておきます。
これは弊社が今までおこなってきた作業の中で実際に起こった事例も織り交ぜてご紹介いたします。

担当者と決定権 ~「お互いに手間を省き、無駄なコストは下げましょう」~

これは良くある話で、以前誌面でも取り上げられ反響を呼びました。
打ち合わせの際に制作スタッフとクライアント側の担当者様で打ち合わせを行い、デザイン・設計構築を行っていきます。
若しくは制作スタッフと代理店様というカタチになります。ここで問題となってくるのが「決定権を持っている人間が打ち合わせにいない」ということ。これにより様々な問題、トラブルが発生し、無駄な時間もコストも発生してきます。
弊社で起こった事例ではデザイン案を提出→色とレイアウトの変更(代理店)→また色の変更(代理店)→色とデザインの変更(企業担当者)→色とデザインの変更(企業決定者)→結局、一番最初に提出したデザインに決定という事例があります。

進捗状況が見えない
一番最初のデザイン案をクライアント側は「提出されてないから初めてみた」ということでした。
このやりとりだけで1~2ヶ月ほど経過していました。

新規で立ち上げるサイトの場合、戦略や企業イメージなどを練り込むことは良いと思いますが、リクルートページの追加やキャンペーンサイトなど戦略的に時期が影響する場合は第三者の介入が完成の遅延を招くことがしばしばあります。

具体的な対策としては、

  • 決定権を持つ人間が打ち合わせに出る。
  • 各担当者が決定権と責任を持つ。
  • 打ち合わせの議事録を作る。
初期の打ち合わせを時間がかかってもしっかり行う。
詳しくは当サイトのコラム『WEBサイト構築(新規/リニューアル)にあたって/サイトの目的と成果、ユーザーを意識したサイト構築』をご参照ください。
と、いったところでしょうか。

ヒアリングシートの記入もこういった問題を減らすべく作成し、記入をお願いしております。
回避する方法はほかにもあるかもしれませんが、弊社としては上記のように考えています。もちろん、全てがスムーズに1回も修正や変更なく、作業が終了するとは思っていませんが、お互いに「無駄」と感じる部分は削るべきだと思います。
ある程度余裕を見ての制作期間だったので納期には間に合いましたが、結局見てた余裕が最終的には「ギリギリ」の納品になってしまったことがあります。同じような経験をされてる方も多いはずでしょう。

「決定権を持ってるのは社長だけど社長が打ち合わせに出るのは…」とか「決定権を持つと同時に責任も被らなければ…」というのもあると思います。ですが、今回のこの事例は3社(3者)が無駄な時間とコストがかかり、お互いが不満を持ちながらのプロジェクトに変わってしまいました。これはお互いが望むカタチでは当然ないでしょうし、お互いの(担当者等の)評価も下がります。避けられるなら避けるべき問題でしょう。