コラム~WEB担当者様へ~|NETAXIS

データベース化提案への流れ(第4回) データベース構築に関して

今回はみなさんも聞いたことのある『データベース』を導入する際のことをコラムにします。
「データベースってなんだろ…」
「具体的に何ができるの?」
「導入する上でのメリットやデメリットは?」
などの疑問を事例と考察によって記述していきますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

データベース構築に関して

前回のコラム 『第3回 カタログの自動作成後…』で紹介した通り、データベースという名前は知っていても、業種や理解度などの違いから受注・構築・運用まで辿り着くことが容易ではないことがわかりました。
どうにか受注に漕ぎ付けても、進行・構築の段階で理解度不足からくる『後付けルール』がどんどん飛び出してきます。
要件定義や適用範囲、テスト案件などは構築の前に決定する必要があります。

※後付けルール…あらかじめ何が必要な項目か、どのように使うか、今後の展開が想像できないために、初期段階での打ち合わせが曖昧で、プロジェクト進行中に設定が追加されること。 これによってプロジェクト進行の遅延、迷走、停滞が起こる為、納期の超過、人件費の増加などデメリットが発生します。

しっかりと理解を促しても、『分かった気がする』や『なんだか分からないけど、おまかせで』といった事態も飛び出します。
解説をしていない担当者以外からの発言で内容がガラリと変わることも考えられます。
まずはデータベースとはどういったもので、どのように使うかが分かる必要があります。

データベース構築を解説するたとえ話

膨大な量のデータを格納する。さらに、色んなメディアに流用したい。もしくは、次回以降も同じデータを使用する。などといった場合にデータベースは力を発揮します。
例として、携帯電話のデータを思い出してください。携帯電話はとても膨大な量のデータを格納しています。携帯電話もデータベースであるといっても過言ではありません。
携帯電話が扱えるデータは様々なものがあります。

  • 携帯電話の持ち主|友人|恋人|家族|知人|行きつけのショップなどのプロフィール(電話番号・メールアドレスなど)
  • 音楽や動画、画像
  • インターネットのお気に入り登録 など
これらのデータをうまく格納することを考えてデータベースを構築します。仮にこれらのデータが全て同じ場所に格納されていたら、整理しきれずいらないデータがたくさん出てきてしまいます。
携帯電話を買い替える時もデータの必要なもの不必要なものの選定が難しくなるでしょう。
さらにデータが漏えいしないように、セキュリティを施す必要があります。今回の場合は『携帯電話を無くさない』とか『誰彼かまわずデータを公開しない』などです。
今回のコラムで紹介している“データベース”も根本的には同じことを考えて構築します。

データベース利用を解説するたとえ話

上記の例を踏襲して、携帯電話を例にして説明します。
データベースを理解するには、『格納方法』と『セキュリティ』、さらに『利用方法』を知る必要があります。
【今回のコラムで紹介しているデータベースを利用する】のと【携帯電話を利用する】の場合と違う点は、この『利用方法』を一から考えなければならないことです。
ルールは自分で作るという感じでしょうか。携帯電話の場合は買った時点で利用するルールは決められてしまうので…

ここで持ち主のプロフィールデータの利用する方法を紹介します。

  • 電話番号やメールアドレスが変わってしまった場合にプロフィールを添付してメール送信
  • 親しくなった人と赤外線通信でプロフィールの交換
  • 携帯WEBサイトでプロフィールを登録する際の情報添付 など

このように前項で紹介した『膨大な量のデータを格納する。さらに、色んなメディアに流用したい。もしくは、次回以降も同じデータを使用する。』という流れが掴めたと思います。
仮に『第1回 データベース化、過去の事例』で紹介した内容を参照すると、
  • 商品・製品のデータをECサイトで掲載
  • 商品・製品のデータをカタログ等の印刷物に掲載
  • 商品・製品のデータを在庫管理や販売状況に使用
などがあります。携帯電話と同じで一度登録したものを様々な方法で利用する。
既にみなさんの生活にデータベースは浸透しているので、後はどのように使えば有効利用できるのかを考えていけば概念的には難しく考える必要がないことが分かります。
次回は他に生活で使われているデータベースを紹介して、第1~4回までをまとめたいと思います。
≪次回最終回≫